補助金の併用について

こんにちは。

福岡県久留米市にあるLIFE行政書士事務所の中江です。

このブログではどなたの身近にも起きうる可能性がある、相続、申請、トラブルなど日々の問題や心配事を解決するためのお役立ちアドバイスを更新していきます!

もっとこんなことを知りたい!や具体的な事案などあれば、コメント・メールお待ちしております。

今回は「補助金の併用」について書いていきます。

補助金は認められているものであれば複数併用したり、同時に申請することも可能です。
確認方法としては、補助金ごとに公表される「公募要領」に定められています。

(併用できない場合)

購入する設備などが同じ場合

同じ事業で複数の補助金を併用することはできません。
同じ事業の意味合いとしては、「使用目的」を指します。

考え方としては、例えば600万の設備を購入する目的で、ものづくり補助金(補助率2/3)で400万をもらい、事業再構築補助金(補助率2/3)400万をもらうと800万円になり600万を超えるからです。

限られた予算なので、このような状況を防ぎ、他の事業者も補助金を利用できるようにするために、同じ事業で複数の補助金を併用することはできません。

(併用できる場合)

事業内容が違う場合

例その①:「焼き鳥 中江」というお店があったとします。

地元の常連客に助けられ、生活に困らない程度の収入はありました。
ただ、コロナウイルス感染拡大に伴い新規のお客様も常連客の足も途絶えました。

店舗だけでの運営は難しいと考え宅飲が主流になっている現在、晩酌に合う味付けのから揚げをデリバリーで販売しようと考えました。

この場合の注意点

デリバリー事業の設備投資に「ものづくり補助金」「事業再構築補助金」を使うと併用できません。

デリバリー事業の設備投資に「事業再構築補助金」を使い、新商品の開発費に「ものづくり補助金」を使う場合は事業内容が違うので併用できる可能性があります。

例その②:「セレクトショップ 中江」という洋服屋さんがあったとします。

こちらも、コロナウイルス感染拡大に伴い新規のお客様も常連客の足も途絶えました。

店舗だけでの運営は難しいと考えネットショッピングと新商品の開発を考えました。

この場合も、ネットショッピングは「事業再構築補助金」を使い、新商品の開発は「ものづくり補助金」を使うという考え方になります。

(その他の例)

「IT導入補助金」で業務用ソフトウェアを購入して、「小規模事業者持続化補助金」を活用して展示会に出展する。
展示会の出展料や旅費等も補助の対象です。

「ものづくり補助金」「IT導入補助金」を併用する。
「ものづくり補助金」で新商品の開発のための機器を購入、システムを構築。
「IT導入補助金」でITを導入して業務の自動化、経営状況の「見える化」をする。

まとめ

「明るい未来を創造すること」

補助金の組み合わせは色々あります。
どの様に組み合わせるかをしっかり考え、実現可能か前もって確認する必要があります。
事業の未来を創造するために、しっかりした計画を持って進めていただければと思います。

今回は6回に渡り、長々と「補助金」に関するブログを書きました。

私が行政書士になったのは、「誰かの役に立つ仕事がしたい」という思いが一番だからです。
1人でも多くの経営者の力になることが出来れば、私はとても嬉しいです。

今後、世の中の流れがどうなるかは予想が難しいですが、「ものごとに柔軟に対応する」スタンスで、みんなで頑張りましょう!

何かあればご相談下さい。

次回からは、個人のお客様向けになります。「国際結婚」についてブログを書きますのでよろしくお願いします。