「久留米市事業継続緊急支援金 ②」について

こんにちは。

福岡県久留米市にあるLIFE行政書士事務所の中江です。

福岡県の緊急事態宣言も延長になりました。

外食を楽しみにしていたので残念です。

別にどんちゃん騒ぎをしようと計画していたのではなく、近所の居酒屋に妻と2人で生ビールを軽く1杯飲むのを楽しみにしていたから残念でした。

ですが、飲食店やそこと取引のある業者はもっと大変です。

ですので、今回は支援金のブログを書いています。

今回のテーマは「久留米市事業継続緊急支援金」です。

前回のブログで簡単な概要と対象者について書きましたので、今回は給付額などについて書いていきます。

(給付額について)

今回の支援金は期間ごとで第1期~第3期まであります。

第1期は既に終了しているんで2期から書きます。

第2期は、令和3年の5~7月が対象月で、現在、申請受付期間を令和3年9月30日まで延長をしています。

第3期は、令和3年の8~9月分で申請受付期間は令和3年11月30日までとなっています。

第2期と第3期で内容が若干違います。

給付額については下記です。

2019年7月又は2020年7月の事業収入-2021年7月の事業収入 ※第2期

2019年8月又は2020年8月の事業収入-2021年8月の事業収入 ※第3期

○給付額の上限

・法人は20万円/月

・個人事業主は10万円/月

※酒類販売等事業者の場合

・法人は30万円/月

・個人事業主は15万円/月

○酒類販売等事業者の特例 ※第3期

令和3年8月又は9月については、酒類販売等事業者の場合、事業収入の減少率が30%未満であっても、対象月とその前月の月間事業収入の減少率が15%以上であれば対象となります。

上記が「久留米市事業継続緊急支援金」の支援金で久留米市から給付されます。

○国、県の月次支援金との併給

国と県も別口で月次支援金を準備しています。

国の場合の給付内容は下記です。

売上が50%以上減少している場合に適用されます。

①給付額上限

・法人は20万円/月

・個人事業主は10万円/月

2019年対象月又は2020年対象月の事業収入-2021年対象月の事業収入 

②給付対象

・緊急事態宣言又はまん延防止等重点措置に伴う飲食店の休業・時短営業
又は外出自粛の影響を受けている

・緊急事態宣言又はまん延防止等重点措置が実施された月のうち月間の売上が対象月を比較して50%以上減少していること

県の場合の給付内容は下記です。

売上が30%以上50%未満減少している場合に適用されます。

①給付額上限

・法人は10万円/月

・個人事業主は5万円/月

2019年対象月又は2020年対象月の事業収入-2021年対象月の事業収入 

②給付対象

・緊急事態宣言又はまん延防止等重点措置に伴う飲食店の休業・時短営業
又は外出自粛の影響を受けている

・緊急事態宣言又はまん延防止等重点措置が実施された月のうち月間の売上が対象月を比較して30%以上50%未満減少していること

・同一の月において、「国の月次支援金」を受給していないこと。

※県と国の支援金は併給出来ません。
市+県のパターンか市+国のパターンとどちらかです。

ですが、酒類販売等事業者の場合は内容が変わります。

○酒類販売等事業者の場合

※緊急事態措置等実施地域において、酒類の提供を停止する飲食店と直接・間接の取引があることが必要です。

市からの給付額上限 

・法人 30万円/月 

・個人 15万円/月

国からの給付額上限

・法人 20万円/月 

・個人 10万円/月

※県からの給付額上限

福岡県からの給付額上限は売上減少率が変わります。

30%以上50%未満減少の場合

・法人 10万円/月 

・個人  5万円/月

50%以上の場合

・法人 20万円/月 

・個人 10万円/月

70%以上の場合

・法人 40万円/月 

・個人 20万円/月

90%以上の場合

・法人 60万円/月 

・個人 30万円/月

ここでのポイントですが、酒類販売等事業者以外は県と国の支援金を併用できません。

酒類販売等事業者は50%以上の売上減少率の場合、国からの支援金を受け取れて、かつ県からの支援金を受け取れます。

30%以上50%未満減少の場合は通常と同じですが、50%以上になると手厚く支援されます。

対象月としては、「50%以上の場合」と「70%以上の場合」は2021年の5月・6月が対象です。

「50%以上の場合」と「70%以上の場合」と「90%以上の場合」は2021年の8月・9月が対象です。

※こことても重要です!

5月・6月分の受付は9/30までです。

8月分の受付は10/31までです。

(まとめ)

今回は給付額について書きました。

酒類販売等事業者の場合が特殊です。細かい部分が多いので出来るだけ分かりやすく書いたつもりですが、分かりにくかった場合は申し訳ございません。

内容はとても手厚いものですので、利用した方が絶対にいいと思います。〆切があるので出来るだけ急いだ方がいいです。

書類を準備するのにも時間がかかる場合がありますので。

次回のブログは、その必要書類について書きます。

次回は「久留米市事業継続緊急支援金 ③」についてブログを書きますのでよろしくお願いいたします。