「建設業 開業」について

こんにちは。
福岡県久留米市にあるLIFE行政書士事務所の中江です。

このブログではどなたの身近にも起きうる可能性がある、相続、申請、トラブルなど日々の問題や心配事を解決するためのお役立ちアドバイスを更新していきます!
もっとこんなことを知りたい!や具体的な事案などあれば、コメント・メールお待ちしております。

今回は「建設業 開業」についてブログを書きます。

日本の「建設業」は世界的に見ても類を見ない誇るべき財産です。
革新的な建築技術だけでなく、高速道路の陥没復旧を数日間でやってしまう高度な土木技術は凄いものがあります。

私たちの「LIFE」を構造する「衣食住」のうちの「住」を造り、「衣」と「食」の物流を支える道路で町と町を繋ぎます。
病院や学校の公共施設、上下水道、ガスや電気等、私たちの生活の重要な部分を整備する形で、「建設業」は日々大活躍しています。

その様な建築業もピーク時から比較すると業者数は減少しており同時に就業者数も減少しております。
就業者数のうち若い世代の割合が激減しているのも顕著に数字に出ています。
当面は人手不足が続くかと予想はされます。

でも最近は建築業界のマッチングサイトが増えてきています。
例えば、人手が足りない現場があったとした場合に、一人親方や職人さんを臨時でお願いすることができるシステムです。

その様なシステムを使うことで現場の過度な労働時間を短縮できます。
若い世代を取り込むには適切な労働時間の職場作りが必要です。

登録している一人親方も雨天などで現場で作業が出来ない場合に別のエリアの現場で作業があれば、時間を有効活用でき収入にもなります。

スポットで入ることで自営業で獲得できなかった仕事で収入を得れるのは、個人事業主にとっては有難いことです。

独立して一人親方でやっていくのは、大変かもしれませんが色々なメリットもあるので、
今回は「建設業 開業」の一人親方版を書きます。

(一人親方への道)

大工さんや内装工事業など建築や土木関係の仕事は一人で個人事業主で仕事をしている人が割と多いです。もしくは親子でやっているなど。

昔、建築関係の仕事をしていてある程度作業を覚えると、独立を勧められたりしてそこの下請けとして独立開業したり等です。

※手に職の世界なので経験や専門スキルを高めてからになります。

①専任技術者になれる資格を取得する

将来、一人親方で開業して「建築業許可」をとる必要がある仕事を受注した場合、必ず「専任技術者」が必要です。

※1件の請負金額が500万円を超える場合に許可が必要です。

専任技術者とは

・一定の技術を持っていること

・営業所に常勤して、専らその業務に従事していること

専任技術者の要件

・一定以上の実務経験者

・国家資格者等

まず、「一定以上の実務経験者」ですが、許可を受けようとする業種に10年の実務経験が必要になります。
高校や大学、高等専門学校の所定学科を卒業していると期間は短縮されます。

高卒の場合は5年、大卒・高専卒の場合は3年です。

経験期間が足りない場合は資格を取得すれば問題ありません。
資格は職種で様々で、建築士、技術士などの国家資格や職業能力開発促進法に基づく技能検定などがあります。

知識と経験が付いたら開業届を提出し「一人親方」としてデビューします。

(一人親方のメリット・デメリット)

個人事業主と起業する場合のメリットとデメリットを書きます。

〇メリット

①設立費用が安い

②税金が安い

③世代交代が前より簡単になった

①について

株式会社などの法人を設立するとなると法務局で登記をする必要があります。
定款の認証や登記の際の登録免許税などの費用が発生します。
個人事業主の場合は開業届を出すだけなので、このような負担はありません。

②について

事業の収益が大きくない小規模の事業なら税金を抑えられます。
個人事業主の場合、所得税の税率は利益に応じて5~45%と幅が広いですが、法人の場合は15~25% です。

※個人事業主の場合、目安として695万円を超えると23%です。ちなみに控除額は636,000円です。

まずはこじんまりと始めようと考えている方にはいいかもしれません。

③について

例えば、一人親方が仕事が忙しくなってきて息子を相棒に2人3脚で頑張ってきたが、父が病気や怪我、高齢で息子を事業を承継にさせたいと考えた時、それが難しい時代がありました。
父親本人に対して建設業許可が与えられていたためです。そうなると大きな工事が出来なくなり最悪、廃業してしまいます。

ですが、現在は救済措置があり経営を補佐し経験が7年以上あれば引き継げるようになりました。

〇デメリット

①法人よりも信用度が低い

②法人成りして時の手続きなどが面倒

①について

やはり株式会社と比較すると信用度は低くなります。
公共工事の現場ですと社会保険に加入することが前提のところもあるので、受注の幅が広くはありません。

②について

事業が軌道に乗ってきたから法人化しようと考えた時手続きが面倒です。
新たに許可を取得するので許可番号が変わるので、看板やホームページ、名刺などを変更し取引先に連絡等と、まるでメールアドレスや電話番号が変わった時みたいに面倒です。

(まとめ)

私たちの「LIFE」を支える建設業が魅力的な仕事であり素晴らしい仕事です。
実際私たちはその恩恵を受けて生活しています。
ピーク時ほどの勢いはありませんが、決してなくなる分野ではありません。

マッチングサイトの登場で、時間の有効活用など現場の問題点も少しずつ改善できると思いますので、なんなら雇われでなく独立して仕事をするのも1つの選択肢です。

基本、私はチャレンジする方を応援したがりなので、そんな気持ちでブログを書きました。

次回は、実際一人親方が建設業の許可申請をする際に必要なことを案内します。

次回は「建設業 許可」についてブログを書きますのでよろしくお願いします。