「マイナンバーカード」について

こんにちは。

福岡県久留米市にあるLIFE行政書士事務所の中江です。

申し訳ございません。事業復活支援金の依頼が予想を上回りまして、ブログを書く時間が全くありませんでした。
休みも取らずに先月から働いてました。
ようやく穏やかな週末を久しぶり過ごせます。
とりあえず、このブログを書き終わったらサウナでも行ってガス抜きします。

では、ブログの内容に入ります。

今回は皆様ご存知の「マイナンバーカード」について書きます。

実は今年から、日本行政書士会連合会総務省より委託を受け、「マイナンバーカード代理申請手続事業」を行っています。

各地域の担当行政書士が「マイナンバーカード申請手続相談員」の認定を受けて行い、私も福岡県行政書士会くるめ支部の相談員の責任者に最近なりました。

委託制度の背景としては、マイナンバーカードの交付状態って凄く低く、誰でも持ってそうなイメージですが、現在44%くらいです。意外です。
(普及率が高い地域は70%を超えたりとかしてます)

今後デジタル化が加速しますので、マイナンバーカードは必須になってきます。

今回はみんな知ってるマイナンバーカードについて書いていきます。
なんとなくおさらいみたいな感じで読んで頂ければと思います。

(マイナンバーカードとは)

マイナンバーカードとは12桁のマイナンバー(個人番号)が記載されているICチップ付きの証明書です。
運転免許証と同様に顔写真の身分証明書として使えます。
目的としては下記と言われてます。

1 国民の利便性向上

市区町村の役場等で発行される書類を簡単に入手できます。
印鑑証明書、住民票とか簡単にコンビニで取得できますし、料金も安いです。
とある地域はキャンペーンで住民票100円でした。
確定申告の時も電子申請が出来るので楽です。

2 行政の効率化

持ってる方はご存じと思いますが、役所での手続の時間が持ってないときより、もの凄く早いです。
個人番号があることで、行政側の負担が激減し、正確で早い手続きが可能となりました。

3 公正・公平な社会の実現

国民の所得状況等が把握しやすくなり、税などの負担を不当に免れることや不正受給の防止に役立ちます。
個人番号があることで、逆に本当に困っている方へのきめ細かな支援が可能になりました。

私個人の意見としては、です。
市役所で30分待たされるくらいなら、コンビニでさくっと取れるのがいいです。
手数料も安いですしね。自治体で独自のイベントをしているところもあり、地域によっては激安で自分の住民票を取得できたりします。

今から書いていきますが、健康保険証と紐づけが出来るようになったので、引っ越しの時などの面倒な手続きもなくなります。

(マイナンバーカードのキャンペーン)

ご存じの方が多いと思いますが「マイナポイント事業」です。
もともと、マイナポイント事業とは、マイナンバーカードとキャッシュレス決済を普及させることを目的としたもので、キャッシュレス決済でチャージや支払いをすると、最大5,000円分が還元されるキャンペーンでした。
私もd払いと紐づけた記憶があります。

そして今コロナの経済対策として「第2弾」のキャンペーンが始まりました。
最大20,000円分のポイント付与のキャンペーンです。

内訳は下記です。

1 マイナンバーカードの健康保険証を利用登録 7,500ポイント

2 公金受け取り口座登録(給付金など) 7,500ポイント

3 第1弾を受けてない方 5,000ポイント

(マイナンバーカードのデメリット)

マイナンバーカードは基本的にメリットばかりですが、あえて言うと2つデメリットがあると思います。

1 発行まで1ヶ月くらいはかかる

すぐに必要でも申請から受け取りまでは、時間がかかってしまします。

2 週末に受け取れない地域もある

申請自体は、オンラインや郵送や行政書士が無料相談会場で手続きしてくれるので問題ありませんが、受取りは役所の空いている平日になります。土日は基本的に休みなので。

受取りの際はパスワードとか決めたりするので、代理不可で本人限定になります。
ここが普及率が上がらない一番の原因かなと思います。

ですが、自治体では最近普及率を上げるため、休日対応をしているところも増えました。
ちなみに久留米市はしています。
事前予約が必要です。

(まとめ)

現在、政府は国民全員、マイナンバーカードの所持を目標に進めていくみたいです。
住民票などの書類の簡易的な取得やワクチン接種の証明など、これからの私達の生活の中で無いと困る存在に、きっとなっていくと思います。

個人的な予想ですが、マイナンバーカードを持ってて当たり前みたいなかんじに。

よく、紛失したりして重要な個人情報が漏洩するのではないかとご心配される方も多いです。
ですので、現在は安全性に関心が集まっているので、そこはきちんとされています。

まず、マイナンバーカードで本人確認をする際は、必ず顔写真を照合するので対面での悪用は難しいです。

カードのICチップも税や年金などのプライバシー性が高い情報は入ってなく、重大な情報は各行政機関で分配して管理しています。

あとは、暗証番号があるので、複数回間違えるとロックがかかるので安心です。

私も昔は、番号を絶対に人に見られてはいけないと勘違いしていて、カードの裏面を見られないように必死でした。
今考えたら滑稽です。

これから、デジタル化に伴いもっともっと進化していく、マイナンバーカード制度ですので、今キャンペーンをしている間に申請するのをお勧めします。

次回は「特殊車両確認制度」について書いていきますので、宜しくお願い致します。